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チェレステカラーなパーツ満載!Bianchi(ビアンキ)Oltre XR2(オルトレ)2014年モデルをアルテグラDi2で組み立てました

WRITTEN BYbiciamore

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今日もオルトレ(以下略)

当店よりお買い上げ頂きました108本目のBianchi ビアンキ 2014 Oltre XR2 オルトレ フレームセットを

シマノ 6870アルテグラDi2コンポーネントとこだわりのパーツを用いて完成車にしました。

 

当店は「ただの中古屋」ですが私がoltreを組み組みするのも今回で9台目・・・・・・・・・!

本当に本当にありがとうございます。

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さて、過去に更新しましたブログ

Bianchi(ビアンキ)Oltre XR(オルトレXR)を6870Di2アルテグラ仕様で組立しました

の一番最後に、上の画像があったかと思いますが、

2013年モデルの Oltre XRをMさまにご納車させて頂いた前日に、

もう一人のMさまご注文分の2014年モデル Oltre XR2がビアンキイタリアより届いたのです。

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もしかしてもしかすると同じ作業を今から繰り返し行わない事を考えると目の前が真っ白、

・・・・・いやチェレステに染まってしまうところでしたが、

後日届いたパーツがあまりにも素敵なのでこりゃ早く形にしてスタンドに立てて眺めて一眼で写真撮ってMさまより先にグラス片手にグフフしたいなと思ったので

すぐさま作業に取り掛かりました。

今回のオルトレXR2はビアンキユーザーであれば誰もが羨むパーツ満載でお送り致します。

 

 

さて、毎度お馴染みの宣伝から作業レポートに入りたいと思います。

いつぞやの堅苦しい文章は何処にいってしまったのやら・・・・・・・・

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踏んだら踏んだだけキッチリ進む剛性があるのに

ロングライドしても脚に優しく

ヒルクライムしても軽いのでスイスイ登れてしまう・・・・・

まさに昨日の自分を「オルトレ」してしまう!

 

そんな夢のようなバイク、ビアンキのオルトレの取り扱いはビチアモーレ是非にともお任せ下さい!

当店のoltreフレームセット販売数は100本を超えております♪

2015年モデル oltre XR2も絶賛ご注文受付中でございます!!!(ご注文はこちら)

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さて宣伝はこの位にしまして早速作業を開始しましょう。

フォーク、ヘッドパーツ及びシートポストをフレームに組み込み、フレームコーティングを済ませてしまいます。

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こちらのOltre XR 2 フレームセットのサイズは47。

 

フレーム内を通し、各コンポーネントパーツを結ぶ品番 EW-SD50 エレクトリックワイヤーですが、

フレームサイズによってケーブル長を変更する必要がございます。

 

今回用意したエレクトリックワイヤーは以下の通り。

300mm ×1本・・・・・フロントディレイラーから内装ジャンクションB用

350mm ×2本・・・・・左右STIレバーからステム下部へ取付のジャンクションA用

650mm ×1本・・・・・リアディレイラーから内装ジャンクションB用

750mm ×1本・・・・・ジャンクションAから内装ジャンクションB用

1200mm ×1本・・・・内装ジャンクションBからシートポスト内装(ビルトインバッテリー)SM-BTR2用

以上の6本を用意。

内装ジャンクションBからシートポスト内装(ビルトインバッテリー)SM-BTR2用のケーブルは1200mmと長めのケーブル長と

したのですが過去の苦い経験上、長い方が融通が利くのでこの長さとしています。

 

 

これらを必殺「マグネットDE誘導大作戦」でフレーム内部に通してしまい、(過去のブログ参照

ささっと内装ジャンクションBと接続します。

フレームによってはこの工程でかなり手こずる事があるのですがOltreはもうお手の物です。

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すべてのエレクトリックケーブルがBBシェル内部で上側を通るようにして、内装ジャンクションSM-JC41へ接続。

 

エレクトリックケーブルの抜き差しには必ず専用工具 TL-EW02を使用するようにしましょう。

もし手で抜き差しを行い、ケーブルの根元に負荷がかかって断線したとして

それがもしBBを圧入した後に気づいたとしたらエラい目に合います。

私はBB圧入前に必ず通電を確認するので今のところトラブルの経験はありませんが・・・・

機械式と違い電動コンポーネントは内部でトラブると原因が解明しにくい点がネックですね。

 

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配線が完了したら各エレクトリックケーブルに長めのタイラップを適所に取り付け、フレーム内部での暴れ防止を図った後に

シートチューブ根元かダウンチューブ根元にケーブルとジャンクションを綺麗に収めてしまいます。

 

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これでBBが圧入できるようになりました。

 

今回使用するクランクはROTOR(ローター)3DFクランクです。

こちらはハンドルやステム、ホイールと共にM様からお預かりした物ですが、チェーンリングボルトが

チェレステカラーに変更されております。こーれはかっこいいぜ!

 

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あまりにかっこいいので逆光、いや後光が眩しいですねぇ。

 

ROTORクランクはやっぱり稲妻模様!

 

こういった細かいパーツが自分のバイクを個性的に仕上げてくれるのです。

余談ですがこういったカラーボルトはほぼアルミ製。きっちり締めないとチェーンリングが歪んだりトルクを掛けた時に異音の原因になったりしますが

かといってオーバートルクで締めると簡単にボルトが割れます。←経験済

 

因みにROTOR純正チェーンリングボルトには7~8ニュートンメートルと記載がありました。ご参考までに。

 

 

同時にフロント及びリアディレイラー、前後ブレーキやシフターも仮組し、

ステムの位置を決めた後にコラムカットします。一番緊張する作業だったりしますが平然を装ってギコギコやります。

 

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カット完了!

Oltreのフレームセットに付属するCarbon Tiのヘッドキャップの場合、一番上に載るスペーサー天辺から

3mm程の位置にコラムの頭が来れば良いでしょう。

装着したステムはkalloy UNO(カロイウノ)のASA-105。確か下手なカーボンステムより軽量だったと思います。

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ハンドルはFSAのWING-PRO(ウィングプロ)レパルトコルセバージョンを装備。

このアイテムは単品販売無し、完成車にのみ付属するレアなアイテムです。

 

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付属のアタッチメントを用いてシートポスト内側にビルトインバッテリーSM-BTR2を取り付け、フレームへセット。

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これでひと通りコンポーネントの装着が完了しました。

先を急ぎましょう 。

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装着するホイールはカンパニョーロのZONDA(ゾンダ)

こちらもM様よりお預かりしたホイールに当店取扱のVittoria(ヴィットリア)RUBINO PRO SLICK(ルビノープロスリック)タイヤを装着。

他店購入のホイールセットですが念の為センターと振れを診たところ問題無しでした。

CS-6800 アルテグラカセットのロックリング、バルブキャップもTOKEN製のチェレステパーツに変更。

ZONDAにチェレステのタイヤってなかなか似合いますね。

 

 

 

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この後、ゾンダをフレームにセットし、チェーンを繋いだのですが、

そのチェーンがこちら!!!!!

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KMCのX11SL DLC ヴァカンソレイユ ワールドツアーエディション。

軽量かつ、高い表面硬度を誇るDLC(ダイヤモンドライクコーティング)処理を施し、防錆及び耐久性を限界まで高め、

かつビアンキラバーには堪らないチェレステ×ブラックのカラーリングが最高にクールな逸品。

 

箱を裏返すと ブッ飛んだ価格が書かれた値札に若干戸惑いながら開封

チェーンもこの価格になると高級アクセサリーのような化粧箱に入ってるとです。

ある条件を満たしさえすれば特別な日のプレゼントとして効果覿面な事請け合いです。

クリスマスにチェレステカラーっぽい箱に包まれた高価なアクセサリーを贈ったにも関わらずイマイチ彼女受けが悪かったメンズの方々は

来年はこのチェーンをそっと首に付けてあげ・・・・・

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早速装着。

このチェーンは存在感が凄いです。

こ、これは・・・・・・・・・・・・・私なら必ず乗った後にチェーンを洗いますね。

 

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高級チェーンを装着後、変速調整とブレーキケーブルの配線をして完成です!

ブレーキケーブルはJAGWIRE(ジャグワイヤー)のチェレステカラーのケーブルを使用しました。

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フレームサイズが小さいとハンドル~フレームのアウターケーブル受けの距離が近い為、

どうしてもケーブルルーティンに無理が生じてしまい、ブレーキの引きが重くなってしまいます。

ジャグワイヤーのコンプリートケーブルセットに柔軟性が高いスプリングアウターが入っていたので活用しました。

本当はスプリングアウターが黒かチェレステカラーだと良かったのですが・・・・・・

できるだけ綺麗にケーブルを纏めて完成です!

 

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当店での作業はここで終了。

バーテープとサドルが未装着ですが、ここから完成に至るまではオーナー様のパートです♪

ビチアモーレではこのような途中までの作業も喜んで受付致します。

(例 フレームにエレクトリックケーブルとビルトインバッテリーを内装して納品など)

 

ある程度は自分で組み上げたい方、もしくは工賃をケチりたい方(笑)、等、ご相談頂ければ都合に合わせてご提案させて頂きますので

お気軽にご連絡下さいませ。

 

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追記

後日サドルとバーテープを装着し、完成したOltre XR2のお写真をご依頼のM様より頂戴しました。

素敵なロケーションに鎮座するビアンキのフラッグシップ、Oltre XR2 をご覧下さいませ!

作業をご依頼頂いて本当に良かったと思う瞬間ですね。ありがとうございました!

 

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コンポ組付、オーバーホールご依頼、その他メンテナンスにつきましてはお気軽にご相談下さい。

TEL/FAX   0797-38-5581

メールアドレス info@biciamore.ne.jp

担当 阿藻

 

 

 

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