オルトレを「とある理由で」組みました！

WRITTEN BYbiciamore

2019.3.19 blog

3つ上の兄、3つ下の弟が重度の花粉症。
今年こそは発症するんじゃないかと夜もおちおち眠れず
戦々恐々としているビチアモの西です、こんにちは。

さて。
山さんにレンタルしていたオルトレちゃんが戻ってきました。
パーツとかは自由に変えていいすよーって言っていたのでこんな感じ↓
(★この状態で実重量2920g)

このオルトレは2012年モデルの「初代」オルトレ。
厳密には2011年が1番最初に出たオルトレですが、
シートポストのヤグラの金具とエンドハンガーが変わっているだけで
実質的には初代(いわゆる、無印のオルトレ)だったかと。
ホワイト、マットブラック、そしてチェレステのビアンキロゴという
カラーリングでカラーコードはQM。
超主観ですが、7年経った今でも
コイツ以上にエレガントな美しさを感じたバイクは現れていません（偏りすぎw

ビチアモができるよりも前にイタリアから輸入して
カンパのコーラスコンポで組み付けして以来、
アワイチ（淡路島）や六甲山、多摩サイな荒サイ、尾根幹などなど
いろんな場所をポタリング、ロングライドしましたし、
多くの市民レースの表彰台にも立たせてくれました。
今でも強烈に印象に残ってるのは、ツールドおきなわとシマノ鈴鹿ですね。
そして、何よりもこのバイクによって新しい出会いがたくさんありました。
そんな思い入れのあるオルトレを今回、

「とある理由」

によって再度、組み付けする事になりました。
とある理由は、かなりの機密情報となりますのでここにはゼッタイに書けません。
兎にも角にもとある理由によって再度組み付けるにあたり、
テーマを決めることにしました。

そのテーマは、「スプリンターバイク」。

2016年のツールドおきなわ50キロで優勝を機に
市民レースは引退(勝ち逃げ)をしたので
もうレースに出る事はありませんが、
市民スプリンターの末席を汚していたモノとして方向性はそっちかなと。

そんな訳で用意したのはコチラ。

ハンドルはデダのトレンタチンクエ、スーパーレジェッラ 420ミリ。（★実重量197g）
ステムは同じくデダのトレンタチンクエの110ミリ。（★実重量123g）
サドルはサンマルコのショートフィット。（★実重量123g）

まず、特筆すべきはこのハンドル。
一般的なハンドルのステムクランプ径は31.8でデダは31.7ですが、
このハンドルの径はそのモデル名の通り35ミリ！！
太っ！！(トレンタチンクエはイタリア語で35という意味)
その太さは普通のハンドルと比べてみると一目瞭然！

こんなに太いのは、外神田店長のやまさんの(以下、自主規制
この太さによる高い剛性で海外のスプリンター系プロ選手に絶大な支持を得ているそう。
サドルはビチアモスタッフの中で
異様に評価が高いスペシャのパワーにしようかと悩みましたが、
ビアンキにスペシャのパーツつけるのもヤダなぁーと変なこだわり。
パワーと同様にショートノーズのコチラにしてみました。

タイヤは路面をちょうど良くグリップする感じが好きな
コンチのグランプリ4000S2の25Cをチョイス（★実重量453g）。
チューブはシュワルベのバルブが80ミリあるタイプ。（★実重量156g）
チェーンはコーラスグレード。（★実重量260g）
ちなみに1番廉価なノーグレードのカンパ11速のチェーンは255グラム。
軽さを求める方はそっちにした方がいいかも。
バーテープはリザードスキン。（★実重量109g）
このグリップ力と耐久性は未だ他の追随を許して無いのではないでしょうか。
ちなみに実際に使ったのは6割ぐらいです。
コーラスのレバー（★実重量337g）はブラケットフードがへたっていたので現行のにしてます。

ホイールは前も使っていたカンパのバレット80クリンチャーダークラベルをそのまま流用。
よく、横風に持って行かれません？って質問頂きますが、
はい、持っていかれます。笑
ただ、慣れてしまえばどうってことはないレベルです。
台風の日とかに乗れば別ですが。
こちら重さもなかなかの重量級でして、
前後スプロケ込みの写真の状態で★2140kg。おもっ笑
ただ、重い分スピードに一旦、乗せてしまえば、
スピードが落ちるのもゆるやかなので平地を高速巡航するのは気持ち良いのです。