【徹底検証!スプロケットCS-R8000とCS-6800の違い】
WRITTEN BYbiciamore
blog皆さんこんにちは新井です。
今回はタイトル通りでございます。
【徹底検証!スプロケットCS-R8000とCS-6800の違い】
皆様もご存じの通り、シマノコンポにはデュラエースやらアルテグラやらのグレードが存在しておりまして、数年おきに新しいモデルが発表されます。
新しくなる度に、新旧コンポの比較をした内容の記事が沢山出ますが
スプロケットってそんなに違いがあるの!?
シンプルにそんな疑問を抱いたので今回はスプロケットの新旧比較をしていこうと思います!
今回はちょうど新旧で同じ歯数があったCS-R8000とCS-6800(12-25T)で比較していきます。
因みにCS-R8000とCS-6800それぞれの歯数の種類を見ていくと
CS-R8000
11-25T/11-28T/11-30T/12-25T/11-32T/14-28T/11-34T(CS-HG800-11)
CS-6800
11-23T/11-25T/11-28T/12-25T/11-32T/14-28T
とこんな感じでR8000になって11-23Tが無くなったり11-30Tや11-34T(CS-HG800-11)という新しい歯数が登場したことが分かります。
そんな中、12-25Tは6800からR8000になるにしたがって何が変化したのでしょうか?
早速見ていきましょう。
見た目はこんな感じです。
左がR8000、右が6800です。
ほぼ同じです。
ロックリングの記載が少し違うくらいでしょうか。
素材は?
まずはR8000
調べてみるとスプロケット自体の素材はスチールらしいです。
スチールとは鋼(steel) つまりは鉄を主成分とした合金。強靭で加工性に優れているみたい。
さらに表面上にはニッケルメッキなる加工が施されているんだとか。
土台部分のスパイダーアームと呼ばれる部分にはカーボンを採用しています。これによっては一枚分の軽量化に繋がるんだとか。
因みにデュラエースCS-9000やCS-R9100ではこのスパイダーアームの部分、ロー側5枚がチタン製になっています。
CS-R9100に関してはスパイダーアームがアルミとCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製になってます。
さて対する6800の素材はと言いますと
同じ。
スチールにニッケルメッキ、スパイダーアームはカーボンでした…
素材はどちらも同じ。
いや、どこか必ず違うところが有るはず!
形はどうだ?
形も同じように見えます!
今一度、冷静に双方を比較。見た目は本当に同じ。
重さはどうだろうか?
きっとR8000の方が軽くなっているに違いない!
恐る恐る軽量してみると…
ほぼ同じ!むしろ6800の方が軽い!(左:R8000 右:6800)
しかしこちらはUSED商品という事もあってお互いに多少歯の削れもあるので公平な数字ではありません。
重さは同じと考えましょう。
因みに念のため、各段ごとに計測してみましたが本当に同じ重さ!16Tが6800の方が1g軽い!ほぼ誤差!
同じ。
形も同じ、素材も同じ、重さも同じ
おや?
良く見ると歯数の他に『QCb』やら『NKb』やら書いてある。
これは何か違いを示す暗号?
しかし調べても情報が出てこない!
もうお手上げです。
こうなったら最後の手段
シマノ様に直接お問い合わせ!
善は急げ、早速テレフォン。
新井『CS-R8000とCS-6800の違いについて教えて頂きたいのですが。』
シマノ様『同じと考えて頂いて構いません。』
新井『有難うございました。』
という訳で結論
CS-6800とCS-R8000の違いは…
『同じと考えて頂いて構いません』
という事でした!
アルテグラが6800からR8000にグレードアップするに当たり、そのまま後継という事で新しくR8000として生まれ変わったという事らしいです。
先程も記載した通り歯数の種類が異なったりといった違いがございます。
ビチアモ御徒町店ではR8000も6800もどちらのスプロケットも御座いますので、どちらか迷った時は、是非参考にして頂ければ幸いです。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/biciamore1?p=%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88&auccat=&aq=-1&oq=&anchor=1&slider=
6800の方が少し安かったり(小声)
因みに『QCb』や『NKb』はそのパーツの製造した場所等を記した物らしいです。
という訳で今回はこの辺りで!
読んで頂き有難うございました1
サヨナラ!