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ツールとブエルタを繋ぐワンデーレース「クラシカ・サンセバスチャン」

WRITTEN BYbiciamore

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こんにちは、ビチアモーレ芦屋店の黒木です。

ツール・ド・フランスも終わり、3週間後にはブエルタ・ア・エスパーニャが開幕です。

早いですね。

 

ツール・ド・フランスの裏で行われている、ツアー・オブ・チンハイレイクでは、

Team UkyoとNippo Vini Fantiniは、プジョルとクネゴは総合順位をやや下げていましたが、

ダミアノ・クネゴは6ステージのかなりきつい山岳ステージで独走勝利し、10位以内につけています。

Team Ukyoはアベラストゥリがステージ2勝あげていますね。

 

さて、本日はワールドツアーレースのクラシカ・サンセバスチャンです。

どんな展開でも優勝できる力のあるバルベルデがいませんので、優勝予想は難しいところ。

ツール出場選手が勝つ傾向にあり、注目どころとしては、前年度優勝し、ツールでもステージ勝利を挙げたバウク・モレマ(TREK)、

トニー・ギャロパン(Lotto Soudal)、ジルベール(Quickstep)、

今までだと、短い登りを繰り返すこのコースでは、あまり注目されなかったウラン(Cannondale)なのですが、ツール総合2位と絶好調なので注目されています。

 

 

 

Bauke Mollema wins the 2016 Clasica San Sebastian

 

 

ポイントはやはり最後の急勾配の短い登り。

そこでアタックして差をつけ、下りと平坦を逃げ切るのが必勝パターンです。

 

今ツールでのステージ優勝も記憶に新しいモレマがやはり最有力候補でしょう。

 

ヴァンアーベルマート(BMC)やジルベールらのクラシックレーサーは、ここを出来るだけ耐えて、下りで追いつき、スプリントまたは平坦でのアタック、

あるいは、もっと早い段階での飛び出し、独走または少人数での逃げという展開に持ち込む必要があります。

 

メンバー的にも、やはりORICA SCOTTがサイモン・イエツのために集団をコントロールし、最後の登りに備えるという展開になると思われますが、

モレマのスピードのあるアタックを警戒し、アルバジーニあたりが早めに動き、ライバルチームに追わせる展開を作り出すという予想もできます。

 

そのほかAG2Rのバークランツや、若手の多いチームメンバーですが、UAEのウリッシも注目でしょう。

SKYのクウィアトコフスキーとランダは、優勝候補筆頭に上がる選手ですが、ツール後のコンディションが気になります。

こちらもコンディション次第ですが、ツールでも大活躍のバルギルは大いに期待できるでしょう。

 

新城・別府の日本人選手が出場するのも大注目!

 

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