ツールとブエルタを繋ぐワンデーレース「クラシカ・サンセバスチャン」
WRITTEN BYbiciamore
blogこんにちは、ビチアモーレ芦屋店の黒木です。
ツール・ド・フランスも終わり、3週間後にはブエルタ・ア・エスパーニャが開幕です。
早いですね。
ツール・ド・フランスの裏で行われている、ツアー・オブ・チンハイレイクでは、
Team UkyoとNippo Vini Fantiniは、プジョルとクネゴは総合順位をやや下げていましたが、
ダミアノ・クネゴは6ステージのかなりきつい山岳ステージで独走勝利し、10位以内につけています。
Team Ukyoはアベラストゥリがステージ2勝あげていますね。
さて、本日はワールドツアーレースのクラシカ・サンセバスチャンです。
どんな展開でも優勝できる力のあるバルベルデがいませんので、優勝予想は難しいところ。
ツール出場選手が勝つ傾向にあり、注目どころとしては、前年度優勝し、ツールでもステージ勝利を挙げたバウク・モレマ(TREK)、
トニー・ギャロパン(Lotto Soudal)、ジルベール(Quickstep)、
今までだと、短い登りを繰り返すこのコースでは、あまり注目されなかったウラン(Cannondale)なのですが、ツール総合2位と絶好調なので注目されています。
ポイントはやはり最後の急勾配の短い登り。
そこでアタックして差をつけ、下りと平坦を逃げ切るのが必勝パターンです。
今ツールでのステージ優勝も記憶に新しいモレマがやはり最有力候補でしょう。
ヴァンアーベルマート(BMC)やジルベールらのクラシックレーサーは、ここを出来るだけ耐えて、下りで追いつき、スプリントまたは平坦でのアタック、
あるいは、もっと早い段階での飛び出し、独走または少人数での逃げという展開に持ち込む必要があります。
メンバー的にも、やはりORICA SCOTTがサイモン・イエツのために集団をコントロールし、最後の登りに備えるという展開になると思われますが、
モレマのスピードのあるアタックを警戒し、アルバジーニあたりが早めに動き、ライバルチームに追わせる展開を作り出すという予想もできます。
そのほかAG2Rのバークランツや、若手の多いチームメンバーですが、UAEのウリッシも注目でしょう。
SKYのクウィアトコフスキーとランダは、優勝候補筆頭に上がる選手ですが、ツール後のコンディションが気になります。
こちらもコンディション次第ですが、ツールでも大活躍のバルギルは大いに期待できるでしょう。
新城・別府の日本人選手が出場するのも大注目!