GPS搭載サイクルコンピューターの選び方とおすすめモデル8選。ワンランク上のサイクルライフを!
WRITTEN BYビチアモブロガー・伊藤
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目次
1. GPS搭載サイクルコンピューターの魅力
高性能かつ表示できる項目が多い
GPS搭載サイクルコンピューターは基本的に性能が高く、速度やケイデンスだけではなく心拍数、パワー、獲得標高やラップタイムなど表示できる項目が多いです。もちろんサイコンごとに性能差はありますが、値段相応のスペックはあるといえるでしょう。
特にパワートレーニングをしたい場合、パワー計測ができるサイコンというのは必須になります。中にはGPS対応だけれどもパワー計測には対応していない、というサイコンもあるのでご注意を!
トレーニングの記録をより詳しく残せる
最近はSTRAVAといったスマートフォン経由で走行データを残せますが、GPS搭載サイクルコンピューターであれば走行中のGPSデータと、速度やケイデンス・心拍数やパワー値などを紐づけて残すことができます。
特にいつも走っているコースや登りのルートがある場合、自分がどれくらい追い込めていたのか、またペース配分はどうだったのか?といった分析ができるようになり、トレーニングの振り返りに大いに役立つことでしょう。
スマホの充電が気にならなくなる
スマホ経由でGPSのデータを残そうと思い、意気揚々とロングライドに出かけた結果、途中でスマホのバッテリーがなくなりデータが半分ぐらいしか残っておらずがっかりした…という経験はないでしょうか?
スマホ経由でGPSデータを残す場合、かなりの勢いで充電がなくなるため、記録を残せないならともかく、ロングライドの途中で道がわからなくなりスマホの充電もない…なんてことになったら目も当てられませんよね…
GPS搭載サイクルコンピューターを使えば、ログデータはそちらが残してくれるのでスマホの充電をあまり気にせずに済みます。特にこれはロングライドによく出かける!という人には意外と重要なポイントなのではないでしょうか。
2. GPS搭載サイクルコンピューターのデメリット・注意点
定期的に充電が必要
Bluetooth搭載のボタン電池式サイクルコンピューターと比べて、表示できる項目の多くハイスペックなGPS搭載サイクルコンピューターはその分バッテリーの消耗も激しく、多くのモデルが充電式となっています。
うっかり充電を忘れてしまうと、ライド中に充電が切れてしまいがっくりくることもあるので、ライドから戻ったらそのタイミングで充電するように習慣づけるのがおすすめですよ!
金額が少し高い(安いモデルでも1万円~)
以前と比べGPS搭載サイクルコンピューターのラインナップもかなり増加し、5万円を超える高いモデルから1万円程度のエントリーモデルまで多々ありますが、どうしてもBluetooth式のサイクルコンピューターと比べると価格は高くなってしまいます。
ただ、ロードバイクにのめりこむうちに記録を残したい!データを見たい!となる場合もかなり多いのではないでしょうか?最初から比較的高性能なサイクルコンピューターを購入しておくというのも一つの手です。
ANT+規格にするには別途センサーが必要
多くのGPS対応サイクルコンピューターの場合、ANT+という別の電波規格にも対応している場合がほとんどです。Bluetoothと比べて通信が接続・安定しやすく、センサー類も専用設計でスマートなモデルが多いというメリットは多々あります。が、センサー類だけでそれぞれ3000円ほどとそこそこ高額になります。
GPSサイクルコンピューターを購入する場合は、本体価格だけでなくセンサー類の金額もチェックしておくのが吉です。メーカーによっては、サイコン+センサーのセット販売で比較的安く販売している場合もあります。
3. GPS対応サイクルコンピューターのおすすめ8選
GARMIN(ガーミン)のおすすめ
GARMIN EDGE 530 (ガーミン エッジ 530)
定価:¥37,800(税抜)
重量:75.8 g(本体のみ・メーカー公称値)
GPSサイクルコンピューターを買おうと思っている皆さん、これを買いましょう。正直金額以外は非の打ち所がありません。まさにサイクルコンピューター界の絶対的エース、王様です。
パワー値をはじめとした測定項目には一通り対応し、軽量性・GPSルート・マップ機能も搭載しており非の打ち所がありません。バッテリーの持ち時間は20時間と、きちんと充電をしておけば一回のライドで使い切ることはまずないでしょう。難点といえばやはりその価格と、ユーザー数が多いがために被りやすい、というところでしょうか。
GARMIN EDGE 830 (ガーミン エッジ 830)
定価:¥57,800(税抜)
※スピード・ケイデンス・心拍センサーセットでの価格
重量:79.1g(Mサイズ)
Edge 530の上位モデルとしてラインナップされているのがこのEdge 830です。大きな違いとしては動作をタッチパネルで行うこと、また本体から直接ルート検索・ナビゲーションができるということですね。
Edge 530と比べて大きな性能差があるわけではありませんが、センサーの金額を考えればそこまで大きく価格差がないのも事実。特にロングライドによく出かける人にとっては、マップ機能が充実していることも鑑みて一考の余地ありです。
GARMIN EDGE 520 (ガーミン エッジ 520)
定価:¥36,000(税抜)
重量:約60g
こちらEdge 530の一世代前のモデルになりますが、バッテリーの持ち時間が15時間と短い点・マップ機能がそこまで充実していない点を除けば、今でも十二分に活用できるスペックを備えたサイクルコンピューターです。
すでにメーカー販売は終了していますが、中古価格は比較的安く、530を買うのはちょっと金銭的に苦しい…という方にはオススメですよ!購入の際は海外版と日本版の違いにお気を付けて。日本版は520 JとJAPANモデルとわかるようになっています。
Wahoo(ワフー)のおすすめ
・ELEMENT BOLT(エレメント ボルト)
定価:¥288,00(税抜)
重量:62.7g
Wahooというとスマートローラーなどのイメージが強いですが、サイクルコンピューターもラインナップしています。GARMINと比べて価格を抑えつつも、ほぼ同等の性能を持ち、スマートローラーやその他周辺機器との親和性も非常に高いです。
このELEMENT BOLTはサイクルコンピューターとしての性能はもちろん、空力的にもメリットの大きい流線型のデザインをしているのが特徴的ですよね。また、スマホから直接ページの表示項目やルートナビを設定できるため、サイコンとしての操作性も非常に高いです。
・ELEMENT ROAM(エレメント ローム)
定価:¥46,000(税抜)
重量:93.6g
こちらはBOLTシリーズにあるマップ機能をより強化し、画面サイズを大きくした上位モデルになります。液晶もカラーとなり、ルートナビの最中に道から外れた際にリアルタイムで別の道を検索・誘導してくれるので、よくロングライドに行く方にとってはオススメといえます。
ただWahooのサイコンは本体表示の日本語が若干おかしい点があるので、そこはデメリットといえますね…最も、サイクルコンピューターとしての性能やボタンのクリック感、操作性の高さはGARMINに勝るとも劣りませんよ!
Bryton(ブライトン)のおすすめ
Rider 410(ライダー 410)
定価:¥11,800(税抜)
重量:71g
BrytonはGPS搭載の電子機器を開発・販売している台湾のメーカーです。魅力してはやはりその圧倒的なコストパフォーマンスですね。このRider 410 は一世代型落ちのモデルとなりますが、マップのナビゲーション機能がない点を除けばGPS搭載、心拍やパワーといった各種センサーの接続も対応しており、金額も安く初めてのGPSサイコンにはおすすめの1台といえるでしょう。
後継のRider 420のモデルもラインナップされていますが、定価が14,300円と少し割高な点と、Rider 410であれば中古価格もそこそこ安くなっていますので、とにかく費用を抑えたい!という方にはお勧めですよ。
Rider 530(ライダー 530)
定価:¥21,300(税抜)
重量:79g
Rider 530も型落ちのモデルになりますが、こちらはルートナビ機能を搭載し、画面サイズも大きくなっています。画面の表示は最大12分割が可能なので、一度に沢山データを確認したい、という人にはオススメです。また、Rider 410と比べてWi-fiにも対応し、データのアップロードも手早く行えます。
また、Brytonのサイクルコンピューターは総じてバッテリーの持ち時間が非常に長いです。このRider 530は33時間、Rider 410は35時間と、丸一日以上使えます。ブルぺなど超長距離を走る人には特におすすめですね!
LEZYNE(レザイン)のおすすめ
SUPER GPS(スーパー GPS)
定価:¥16,800(税抜)
重量:76g
LEZYNEもBryton同様、高いコストパフォーマンスを誇るメーカーの一つですね。このSUPER GPSはミドルグレードながらルートナビ機能、パワー計測や心拍数など、基本的な性能を一通り抑えているバランスの良い一台といえます。
またバッテリーの持ち時間も24時間と比較的長いのもメリットの一つといえるのではないでしょうか。また、LEZYNEは限定モデルといったカラーバリエーションが豊富なのもメリットの一つです。SUPER GPSは基本的には黒基調のデザインですが、画像の限定モデルのようにカラーバリエーションも比較的豊富なので、愛車のカラーと合わせたい!というオシャレさんにもお勧めできる一台といえます。
4. GPS対応サイクルコンピューターを手放すなら
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