梶原選手 トラックワールドカップ第3戦女子オムニアムで金メダル獲得！

トラックレースのワールドカップ第２戦の女子チームパーシュートで、日本ナショナルチームは銅メダルを獲得しましたが、
その快挙に続き、第３戦では梶原悠未選手がオムニアムで金メダルを獲得しました。
団体追抜き3位も日本初となりましたが、このオムニアム1位は日本人選手として女子自転車競技において史上初となりました。

第2戦が6位だった梶原選手は、アーチボルトやワイルド、コペッキーなどの強豪が不在だったとはいえ、
冷静的確に立ち回り、他を圧倒する実力差を見せつけ、首位を独走しました。

スクラッチでは女子特有の後半まで動きの少ない展開で、最終局面でのアタックをマークし、持ち前のスピードで制しました。
テンポレースでは、ロードで実力を発揮する選手に見られる後半の追い上げで、こちらも1位でフィニッシュしました。
続いてエリミネーションは、中盤で番手を下げますが、加速力の違いを見せつけ1位フィニッシュ。
無難にまとめても十分な最後のポイントレースでも積極的な動きを見せ、最後2周ほどから先頭集団を飛び出して
プロトンをラップし、首位でフィニッシュするという芸当まで見せてくれました。

競泳から転向し、ジュニアでも実力を見せていた20歳の梶原選手。
トラック・ロードともに、まだまだこれからの飛躍が楽しみです！