開幕!ツール・ド・フランス2017 個人的注目どころ
WRITTEN BYbiciamore
blogこんにちは。芦屋店の黒木です。
ただいまツール初日のITTを観ながらこのブログを書いていますが、
今年の注目チームや注目選手をあげてみたいと思います。
まず、総合に関してですが、
近年のツールを振り返りますと、高いチーム力を持つチームが総合優勝する傾向にあります。
さらに言うと、エースと同程度の走りができる選手がいることもあげられます。
ウィギンスの年はフルーム、フルームはリッチー、ゲラント・トーマス、ルイス・エナオ、
ニバリはフグルサングやカンゲルトといった感じです。
従いまして、フルームの調子が疑問視される今回、
ロメン・バルデ(AG2R)やティボ・ピノ(FDJ)が注目されていますが、
あくまで近年の傾向からみた話ですが、総合優勝は難しいということになります。
そういう観点からの注目チームは、スカイ、モビスター、アスタナ、BMCがあげられます。
大注目はリッチー・ポート擁するBMCでしょう。
オールスターチームのスカイの布陣を見ると、わずかに見劣りするものの、
エースを含む、チームメンバー全体の調子の良さではBMCに分があります。
グランツールをエースで勝てるイメージがわかないリッチー、
総合上位で戦えるTejayが不在という、心配な要素もありますが、
コースは割とリッチーにも向いていて、ダミアノ・カルーゾやロッシュなど、
山岳でのアシストも豊富である点から、
今年はリッチーに期待したいですね。
その他の注目は、全体的なレベルがぐんと上がったLotto NLや、
ラトゥールやヴュイエルモなどの調子の良さから、バルデ擁するAG2Rが意外と面白いかもしれません。
個人的に一番楽しみだったのは、ツール最多勝利がかかるカベンディッシュの活躍ですが、
感染症の影響であまりレースを走れていないので、
万全のコンディションではない可能性がありますね。
その代り、チームメイトのボアッソンハーゲンやカミングスの調子がいいので、
ディメンションデータの活躍にも注目です。
まだまだ話題はありますが、そろそろ注目のヴァンエムデンやボアッソンハーゲンの出走ですので、
この辺りで失礼します。
みなさん、良い寝不足を。