価格帯別おすすめレインウェア10選。雨の日にロードバイク乗るならコレ!
WRITTEN BYbiciamore
blogもうすぐ梅雨入りですね。
雨の中、ロードバイクに乗るのに欠かせないのがレインウェアです。
ロードバイク用のレインウェアは年々進化しており、快適で安全なサイクリングができる工夫がたくさん。
普通の雨合羽を来て乗るのとは雲泥の差が出ます!!
雨の日のライドやロードバイク通勤は気分が下がりがちですが、そんな日にも快適に過ごせるようなレインウェアの選び方、おすすめのメーカーと価格帯別におすすめのレインウェアをご紹介していきます。
1. 最強レインウェアを選ぶポイント
レインウェアですから「とにかく雨を防いでくれるものを!」と考える人もいるかもしれません。
しかし、ロードバイク用に選ぶなら、防水性だけレインウェアを選んでしまうと後悔することになることも・・・。
雨でも快適なライドを楽しむ為に、レインウェアを選ぶ時にチェックするべきポイントをおさえておきましょう!
レインウェアを選ぶポイント1. 耐水性
レインウェア選びで一番気になるのが耐水性です。
耐水性能は「mm」の単位で表され、数値が高いほど耐水性能が高く、ウェアの内部に水が入り込みにくくなります。
<耐水性の目安>
20,000mm〜 | 台風に対応可能 |
15,000mm〜 | かなり強い雨に対応可能 |
10,000mm〜 | とても強い雨に対応可能とても強い雨に対応可能 |
5,000mm〜 | 大雨に対応可能 |
300mm〜 | 小雨に対応可能 |
最低5,000mmあれば問題なく雨をしのぐことができます。
メッセンジャーなど雨の中でも必ず走らなければならない状況が続くようであれば10,000mm以上を持っておくとより安心です。
レインウェアの商品説明の欄には耐水性能の表記がされていることが多いので、参考にしてみてください。
レインウェアを選ぶポイント2. 透湿性
また、ロードバイク用のレインウェアで重要になってくるのが透湿性です。
透湿性とは、ウェア内部の汗を外に逃がす力のこと。
1時間で外に逃がす水分の量を「g」で表します。
<透湿性の目安>
50g | 通常の汗に対応可能 |
500g | 軽い運動での汗に対応可能 |
1000g | 激しい運動での汗に対応可能 |
ロードバイクに乗りながら使うレインウェアを探している場合には、外からの雨だけではなく、運動して出た汗を外に逃がす「透湿性」にも気をつかっておきましょう。
レインウェアを選ぶポイント3. 軽量性
ロードバイクで使うレインウェアは、重さも重要な判断ポイントです。
レインウェアの中には雪山登山で使うような高機能なものもありますが、そういったウェアは重量も重く、持ち運ぶのに不便。
200gを切ると軽い部類になりますので、重さの目安にしてみてください。
また、高機能すぎるウェアは何層にもなっていて、折りたたんだ時にコンパクトになりません。
ロードバイクに乗っている時は、できるだけ荷物を小さくする方が良いので、折りたたんだ時の大きさにも注意しておきましょう。
レインウェアを選ぶポイント4. ロードバイク用のものであること
レインウェアには日常の雨合羽として使うものから、登山用のものまで幅広いアイテムがあります。
その中でも、ロードバイクで使うことを考えているのなら、専用のレインウェアを購入すべきです。
なぜなら、ロードバイクに乗る時は前傾姿勢になりますので、腕や背中の部分など通常のウェアとは違った場所に力がかかるからです。
ロードバイク専用でない通常のウェアだと動きづらかったり、風を受けて大きくたなびいたりすることもあります。
また、ロードバイク専用ウェアは、前傾姿勢になったときに腰の部分がしっかりと覆われるようにウェアの背中側が少し長く作られていたりもします。
2. おすすめのレインウェアメーカー4選
多くのアウトドアやスポーツメーカーがサイクリング用のレインウェアを出していますが、その中でも高機能で快適な4つのレインウェアメーカーをご紹介します。
4つのうち3つはロードバイク専門のブランドです。
先ほど紹介したようにロードバイク用のレインウェアは前傾姿勢なった時にフィットするように作られています。
また、折りたたんだ時にコンパクトになるウェアが多いので、持ち運びにも便利に使えるでしょう。
PEARL IZUMI(パールイズミ)
パールイズミは1950年創業、日本のサイクルウェアブランドです。
各地の自転車ショップに置いてあることも多く、日本の自転車乗りが最も多く使っているサイクルウェアブランドと言っても過言ではないでしょう。
価格もリーズナブルで質も良いと評判のブランドです。
デザインはシンプルなものが多く、使い勝手が良いのが特徴。
Gore Bike Wear(ゴア バイクウェア)
「ゴアテックス」という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
ゴアテックスは、世界的に利用されている防水透湿性素材のことで、一言で言うと「雨など外からの水分は弾き、ウェア内の汗は外に逃がす」という特徴を持っています。
このゴアテックスを開発したW. L. Gore & Associates社が立ち上げた、自転車ウェアブランドがGore Bike Wear(ゴアバイクウェア)です。
海外ブランドらしく、スタイリッシュ&クールなデザインが特徴的。
KAPEL MUUR(カペルミュール)
カペルミュールはWAVE ONE(ウェイブワン)という日本のメーカーが運営するサイクルウェアブランド。
WAVE ONE(ウェイブワン)はもともとオーダーメイドでサイクルウェアの製造を行なっていたメーカーで、品質の高さに定評があります。
カペルミュールはスマートで都会的なデザインが特徴。
カペルミュールとリオン・ド・カペルミュールという2つのラインがあり、カペルミュールは普段着に近く街中でも違和感なく着用できるカジュアルなデザインを特徴にしていますが、リオン・ド・カペルミュールは、カペルミュールらしいシックなデザインはそのままに、レースでも使用出来るより競技志向な機能を搭載しています。
mont-bell(モンベル)
mont-bell(モンベル)は1975年創業した日本のアウトドアメーカーで、製造から、卸売・販売まで総合的に手掛けています。
テントや寝袋といった登山・キャンプ用品も数多く手がけていますが、自転車用のウェアやバックも手がけており、登山用品やキャンプ用品で培った技術が注ぎ込まれているので、非常に質が良いという声が多いブランド。
アウトドアの総合メーカーでありながら、ロードバイク用にフィット感を重視したり、小さく折りたためるように工夫されているウェアを数多く出しています。
価格もリーズナブルで、安くて良いものを出している機能重視のブランド。
3. 価格帯別おすすめレインウェア10選
ここまでロードバイク用レインウェアの選び方とおすすめメーカーについて書きましたが、実際におすすめのレインウェアを価格帯別にご紹介していきたいと思います。
パールイズミとモンベルは低価格帯、ゴアバイクウェアとカペルミュールは高価格帯のウェアが多くなっています。
デザインもブランドによる特徴がありますので、商品画像も併せて参考にしてみてください!
1.5万円以下のおすすめレインウェア4選
手が出しやすい価格帯ですが、お手頃なだけに耐水性や機能性に不安を感じる方もいると思います。
そんな低価格レインウェアの中から、コスパと機能性に優れたレインウェアを厳選しました。
パールイズミ/ EVA レインジャケット
画像出典:https://www.pearlizumi.co.jp/
参考価格:4,104円
サイズ:S-M / L-XL
耐水性:-
カラー:ホワイト
シンプル&リーズナブルなレインウェア。
超軽量な作りになっており、折りたたむとポケットに入れて収納することができるくらいに小さくなります。
背中側が長くなっており、ロードバイクに乗って前傾になってもフィットするようなつくりになっています。
パールイズミ / レーシング レインジャケット
画像出典:https://www.pearlizumi.co.jp/
参考価格:11,664円
サイズ:S/M/L/XL
耐水性:-
カラー:ホワイト / イエロー
パールイズミの定番レインウェア。
中に着たジャージが透けて見える半透明素材を使っており、携帯のしやすさが最大の特徴になっています。
丸めればかなり小さくなるので、ジャージのバックポケットに入れてリュックなど持たずに遠出をすることも可能。
水の侵入を抑える防水シームテープを採用していたり、背中側が長くなっていたり、ロゴが反射板の代わりになったりと、細かい作りはさすがパールイズミですね。
モンベル・U.L.サイクル レインジャケット
画像出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1130411
参考価格:11,900円
サイズ:XS/S/M/L/XL
耐水性:20,000m
カラー:ブルー/イエロー
モンベルのリーズナブルなレインウェア。
手が出しやすい価格ながら、取り外し式フードや脇のベンチレーションなど、雨天時に快適に走行するのに十分な機能を搭載しています。
ブルーとイエローの明るいカラーリングは雨の日にぴったりです。
モンベル・スーパーストレッチ サイクルレイン ジャケット
画像出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1130271
参考価格:13,143円
サイズ:XS/S/M/L/XL
耐水性:20,000m
カラー:フラッシュグリーン
レインウェアにも関わらず、ストレッチ性能を備えているというユニークなアイテム。
また、レインウェア特有のカサカサという音がしない特殊な素材を使っており、快適にサイクリングをすることができます。
収納バッグや取り外し可能なフードも付属しているお得な1着。
2.5万円以下のおすすめレインウェア3選
コストを抑えつつ、機能・デザインの両面に優れたミドルグレードのウェアを厳選。
ロングライドでの使用も考えているのなら、この辺のラインを持っていると安心です。
カペルミュール / ウォータープルーフジャケット セミロング
画像出典:https://www.wave-one.com/shop/item/kpjk072/
参考価格:24,840円
サイズ:S/M/L/XL/XXL
耐水性:10,000mm
カラー:ブルー/杢グレー/ブラック
胸のポケットとロゴがアクセントになっている、シンプルなデザインのレインウェア。
ロードバイクに乗る時だけでなく、普段から使えてしまいますね。
耐水性は10,000mmと十分な性能を備えているうえ、後ろにポケットが付いており自転車乗りには嬉しい仕様です。
モンベル / サイクルレインジャケット
画像出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1130409
参考価格:23,000円
サイズ:XS/S/M/L/XL
耐水性:50,000m
カラー:オレンジ/グリーン
モンベルの高機能レインウェア。
ロードバイクに乗ることを前提にデザインされており、フードが取り外しできたり、脇のベンチレーションでウェア内の蒸れを素早く放出できるようになっていたりします。
オレンジとグリーンの鮮やかなカラーリングも魅力の1つ。
モンベル サイクル ドライシェル
画像出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1130486
参考価格:25,000円
サイズ:XS/S/M/L/XL
耐水性:50,000m
カラー:ガンメタル
モンベルのハイグレードレインウエア。
水は水滴になって弾かれるゴアテックスシェイクドライという素材をつかっており、なんと耐水圧50,000mm以上、透湿性98,000gという脅威の性能を誇っています。
取り外し可能なフード・自転車専用立体裁断・反射テープなど追加機能も数多く搭載している高機能モデル。
2.5万円以上のおすすめレインウェア3選
25,000円以上のレインウェアは機能性に優れているだけでなく、デザイン性にも優れたアイテムをラインナップしています。
お気に入りのレインウェアがあれば、雨の日のライドも楽しめます。
ウインドシールドジャケット
画像出典:https://www.wave-one.com/shop/item/kpjk014/
参考価格:27,000円
サイズ:S/M/L/XL
耐水性:10,000m
カラー:ブラック
サイクルウェアとしても普段着としても使えそうなデザインのジャケット。
胸元の大きなロゴはインパクト大ですが、ウェアと同系色になっているので、目立ちすぎなくなっています。
10,000mの耐水性と背面の3分割ポケットが付いており、機能性も抜群です。
ゴアバイクウェア / C7 ゴアテックス シェイクドライ™ ストレッチ ジャケット
画像出典:http://www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=22&item_category_id=239
参考価格:45,000円
サイズ:S/M/L/XL
耐水性:-
カラー:ブラック
高い耐水性と透湿性を実現したゴアバイクウェアのフラッグシップモデル。
背中側が長くなっている・背中にポケットがついているというサイクルウェアとしての基本的な機能を備えているので使い勝手は抜群です。
胸と腕についているロゴがワンポイントになっているシンプル・クールなデザインも魅力。
ゴアバイクウェア/ C3 ゴアテックス パックライト® フーディッド ジャケット
画像出典:http://www.g-style.ne.jp/item.php?brand_id=22&item_category_id=239
参考価格:27,000円
サイズ:S/M/L/XL
耐水性:-
カラー:レッド / ネオンイエロー / シアン / ブラック
ゴアバイクウェアのフーディー付きレインウェア。
マウンテンパーカーの様なルックスでタウンユースやツーリングにも使えてしまいます。
しっかりとロードバイク用に背中側が長めに作られているのも嬉しいポイント。
レインウェアで憂鬱な雨を吹っ飛ばせ!
憂鬱な梅雨の時期も、お気に入りのレインウェアがあるだけで雨が少しだけ楽しみになります。
また、雨を防ぎつつ動きやすいウェアや事故を防ぐ様な役割も。
自分にぴったりのレインウェアを探し出して突然の雨に備えましょう!