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市民レース(ビギナー部門)で勝つ2つのコツ

WRITTEN BY西社長 blog

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市民レース(ビギナー部門)で勝つ2つのコツ

 

今年も全国各地で市民レースが開催され数々のドラマが生まれる今日この頃、
みなさまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。

 

さて。
先日、顧客のYさんと話していると・・・

 

Yさん)西さん、ロードバイクのレースで勝つコツを教えてください!
今年こそ優勝したくて。。。

 

西)いやいや、僕が優勝した事があるのは市民レースの一番へなちょこのビギナークラスっす。
 なので、僕のアドバイスなんてあてになんないすよー笑

 

Yさん)違うんです!プロの方や実業団バリバリの方は練習量も内容もスゴ過ぎるので
  逆に参考にならなくて。。。
  ビギナー部門でいいのでそこまで努力とかせずにサクッと優勝したいんですよねー笑

 

西)僕のコト、ディスってます?笑

 

Yさん)いやいや笑 優勝できたらカッコいいし憧れるのですが
  仕事も忙しいし家族サービスもあってそんなに乗れないし。。。
  でも、ビギナー部門なら僕も優勝できるかなーなんて笑

 

なるほど。
ストイックな方だと「忙しいというのは言い訳だ!」
「朝の5時に起きて朝練するのだ!」「欲しがりません勝つまでは!」
ってなりそうですが、私は自分に甘くて努力が続きません。涙
私のコトをよく知るYさん、なぜ、なまけものの西が優勝や上位入賞をしているのか
知りたい所だったのかもしれません・・・

 

ということで!
市民レース(ビギナー部門)で勝ったくらいで偉そうに言うものおこがましいですが、
Yさん以外にも勝つコツを知りたい方がいらっしゃるかもしれません。
Yさんにお伝えしたのを少しまとめてみたいと思います。

 

西が考える、市民レース(ビギナー部門)で優勝するコツは・・・2つです。

 

その1 相対的な自分の脚質を見極める
自分は他の人に比べて登りが得意なのか、スプリントが得意なのか、
長距離が得意なのか、インターバルが得意なのかなど得意な場所を探します。
逆に何が苦手なのか何が人より劣っているのかを探します。
出来るだけ趣の異なるレースにいくつか出てみると見えてくるかと思います。

 

その2 自分の脚質に合ったレースを見つける
自分の相対的な脚質が分かればそれに合うレースを探しましょう。
過去の大会概要が載っているHPを見ればどんなコースかが分かるはず。
距離が長いのか短いのか、坂が多いのか少ないのか、インターバルの数など
最近では過去に参加された方がバイクに搭載したカメラで撮影した
ユーチューブ動画がアップされているので
それを見ればよりリアルに体感できるかと思います。
私の場合、固定ローラーに乗りながら動画を再生してシュミレーションしています。

 

そんな訳で
自分の脚を知って勝てる場所(レース)で勝負する
というのが私の考える努力ナシで勝つコツです。
孫子の有名な言葉で「彼を知り己を知れば、百戦して危うからず」とありますが、
市民レース(ビギナー部門)も全くその通り。
コース(彼)と自分の脚質(己)を知れば
勝つ可能性は格段に上がるという訳です。

 

ちなみに西の場合は・・・・

 

【自分の脚】
・距離 100kmまで
・登り坂 苦手中の苦手
・下り坂 けっこう得意!
・インターバル けっこう苦手
・スプリント 得意!

 

【脚質に合うレース】
・ツールドおきなわ 50km部門
・鈴鹿サーキット 10周まで
という感じです。
実際、どちらのレースでも優勝することができました。

 

参考になりましたでしょうか。
是非みなさんもポディウムの一番高いところからの景色を目指してみてください。
日常生活では味わうことのない達成感、充実感を
感じられること間違いないですよ☆

 


★☆番外編★☆
その他に私がレースで意識しているポイントは3つです。
同じ脚質の方は参考になるかもしれませんのでドウゾ。

 

・最終コーナーの順位、ポジショニング
 最後のカーブを曲がるときの順位を3から5位に設定しています。
 あんまり後ろ過ぎるとそもそも追いつかないですし、
 10番目くらいと中途半端に前の方だと前とか横の選手が壁になって発射もできません。
 逆に1番前とか2番目だと脚が持たないので3から5位くらいがベストです。
 最終コーナーからゴールまでの距離にもよりますが、勝てたレースを振り返ってみても
 基本、この順位だったと思います。

 

・スプリントは我慢
 市民レースのビギナー部門に限って言えばスプリントがメチャクチャ速いという方は
 そんなに多くありません。みなさんだいたい同レベルであるが故、
 発射するタイミングの方がとっても重要なのですが
 過去に私が出場したレースはタイミング早過ぎて力尽きている方が非常に多いです。
 先に発射した選手の後ろにピッタリつき耐えて耐えて最後の最後のタイミングで発射というのが
 私の場合の勝つパターンです。ちなみにラスト300mはこの辺りだな!というのをレース前に下見して
 覚えるようにしています。最後の最後のタイミングというのは300mを目安にしています。

 

・要注意人物に注意
 落車に巻き込まれてしまうとレースで勝てないとかはまだいいですが、怪我をしたり自転車が壊れたり
 何にも良いことがありません。私はレースはもちろん、練習中でも1回も落車したコトがありませんし
 巻き込まれたこともありません。
 過去参加したどんなレースでも最低1回、多い場合は3回くらい(私が認識している範囲のみで)
 落車が発生していますが、巻き込まれていないのは要注意人物を常に意識しているからなのかもしれません。
 私が注意する人は、しんどそう、斜行する、いちいちうるさい、ペダリングがキレイじゃない、
 ふくらはぎが日焼けしてなくて筋肉が浮いてない、姿勢が安定していない、集団の中で突然ダンシングするetcです。
 集団にこういう人がいれば絶対に後ろにいないようにしていますし、
 どうしても後方にいないといけない場合は左右に逃げれるスペースを確保する、
 前との距離を離す(ドラフティング効果は下がる)みたいな対策をしています。

以上です!

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