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芦屋店スタッフ 銀二的「腹腔内圧」の感じ方

WRITTEN BYbiciamore

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こんにちは、ビチアモーレ芦屋店のスタッフ銀二です。
最近日焼けをしてなさ過ぎて友人から病気じゃない?と心配されるので、南国で日焼けしたいと思っています。よし、近々南国に行ってきます!

ところで皆さん、「腹圧」って聞いたことありませんか?
チャリは腹圧だよね、やっぱ上りは腹圧がさぁ~、てか最近腹圧キテるわ。などなど、
ロードバイク界隈の中で本当良く聞きます。
私自身、過去に腹圧を意識したトレーニングを一年間くらい続けた結果、

・強度が高い中で腰が痛くなくなった。

・なんだか分からないがレース後半に踏めちゃう。

・なんだか分からないけど良くオナラが出る。

と良いことだらけの嬉しい出来事が起こったのはやっぱり「腹圧いいよね~」を盲信して
トレーニングしてみたからかと。

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<腹圧って何??>

ただ今まで「腹圧が何か。」という正体はあやふやなままに、
自転車仲間と話題に上がる度に「腹圧っていいよね、大切だよね」と腹圧宣伝をしておりました。
これまでの脳内イメージでは、腹圧=腹筋がバキバキになって、すんごいパワーをお腹で感じられた上、走行速度が50%上昇する究極の奥義みたいな感じです。(どんだけ腹圧凄いのって話です笑)

「腹圧」に関してあやふやなイメージのままでは、これから先出逢う方々に私自身が体感した何かをお伝えしていくことが、不可能ではないかと言う焦り、危機感から筆を執った次第でございます。

まず「腹圧」の正式名称は「腹腔内圧 ふくくうないあつ」のようです。

お腹内部の圧力のことで、主に呼吸でバランスが取られていて、
腹腔内圧に関わる筋肉の正体はバキバキのアウターマッスル系筋肉ではなく、呼吸を司るインナーマッスル(どちらと言えば内部の深層筋)だったようです。
例えば横隔膜,腹横筋,骨盤底筋などといった余り聞きなれない筋肉たちが呼吸をサポートしてくれています。
また「姿勢保持」に関して非常に重要な役割を担う筋肉がこいつらインナーマッスルでもあります。

この筋肉たちを意識した呼吸で、普段よりちょっと腹腔内の内圧を高めてあげることができればどうなるかを下記にまとめました。

<メリット>

・骨盤が安定することで、ペダリングから来る動作のロスが小さくなる。

・ライド時、高強度時などの腰痛予防になる。

・踏ん張り時に意識的に体のパワーをロスなく使える。

<難点>
・ライド中に腹腔内圧を意識的に高めた状態を維持できない。

・腹腔内圧を高めるやり方が分からない、もしくは感じれない。

日本トップレベルの腹圧を持っていて、実力も間違いなくトップのレーサーが新城幸也選手。
以前、腹圧を高めた状態のお腹映像が世間を騒がした記憶がございます。

また世界トップレベルのクリスフルーム選手も圧倒される「厚み」をお持ちのようです。

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私自身が体験してきた中で最も難しいと思った点が、腹腔内圧について説明を受けても当初全く感じれないということでした。
使えているのかどうかが分からないものを使って走るってなんだよ、、、です(笑)
全く腹腔内圧を感じれなかった私が、体感的に感じれるようになるきっかけとなった愛用アイテムをご紹介させて頂きます!

はい、パワーブリーズ(POWER breath)です。

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上記で説明させていただいたような呼吸筋を鍛え、筋持久力を向上させるという正にロードバイクなトレーニングアイテムです。
なんでも一日3分程度の練習を4週間続けるだけで効果を実感できるとか!
ズボラで三日坊主な私も今やこれなしには生活できない程依存しています。
様々なエクササイズマシンを深夜のテレビショッピングで販売するアメリカ産だけに、
様々な疑いの目を向けていましたがこいつは本物でございます。

使い方としては
①不可を調整する。

②マウスピース部分を口に咥える。

③しっかり吐く、吸う!(吸う際にお腹を膨らませる意識!!)

これだけで体の内部からダメージを感じれます(笑)
私は椅子に座って、若干前傾姿勢を取り自転車のフォームを意識しながら行っております。
また細かな不可調整機能が付いているので、レベルアップにより成長を実感できます♪

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パワーブリーズの詳細はコチラをクリック!!

パワーブリーズを使った呼吸筋のトレーニングにより、
自転車乗車時に腹圧を意識的に感じれるようになった点が私にとって大きな出会いとなりました。
上り坂を頑張っていたり、平坦を頑張っていたりな苦しい時程、体がブレてしまって思う様にコントロールできなくなってしまう。
でも苦しい時こそ、体をしっかり安定させて前を向いて走ることが重要かなと思っています。

実体験上、「無いものを感じる、もしくは使う。」というのはかなり無理があると思っています。
腕立て伏せが3回しかできない人は、おそらく才能などというものではなく腕立て伏せに必要な筋力が現状構築できていないから難しいのではないでしょうか。
まずは意識的に感じれるトレーニング、また土台作りといった意味で呼吸筋への刺激は如何でしょうか。

ライドに行く前、レースのスタート前、信号待ちなど様々な場面で
スーハースーハーするライダーが増えて下されば嬉しい限りです。(笑

こいつで鍛えた呼吸を上手事バイクに還元できれば、ツールを走る熱い選手たちのような「熱い走り」ができるようになる、、、、かもしれません。
という事で初回は銀二の逸品紹介でございました。

ご覧下さり、誠にありがとうございました。

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