DE ROSA AVANT ドライブトレイン洗浄&フレームコーティング
WRITTEN BYbiciamore
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続いてドライブトレインのチェック。
こちらはやはり実走車 だけあり、R&Fディレーラーやブレーキ周りの汚れが目立ちます。
チェーンに伸びは見られません。クリーニングし、注油すればまだまだ使えます。
これらの汚れや調整が必要な個所をすべてクリーンアップ&メンテナンスを行い、Win8Clave.com
次のオーナー様にいつでも気持ち良く納車できますようにセットアップします。
フレームにキズが付かぬよう、プロテクターを装着しテックスタンドへセット。
前後ホイールを外し、作業に入ります。
リアディレイラーを分解、洗浄にとりかかります。
プーリーの歯に汚れがかなり付着してしまっています。このままではプーリーがスムースに回転せず、
走りに影響を及ぼします。
上下のプーリーを外すと、汚れが蓄積されたゲージが姿を現しました。Windows 7 Clave
部品を一つずつ外し丁寧に洗浄、ベアリングにグリスアップを施します。
Fディレイラーの洗浄。主な汚れは埃のようです。細いブラシと専用の洗剤を用いてクリーンアップ。
洗浄が終わった後、稼働部にオイルを注しておきます。
カセットスプロケット、リア側ハブにも同様、洗浄を行います。
手が届きにくい場所ではありますが、丁寧に汚れを落とし、できるだけ新品に近づけます。
勿論、スポークも一本一本、綺麗に拭きあげます。
洗浄が終わり、チェーンルブを塗布した後のリア周り。
実走を交えた変速調整を行った後、落とし忘れた汚れがないか徹底チェックをします。
以上でドライブトレインの洗浄は終了。これよりフレームコーティングに移ります。
先ず、フレームのキズ、汚れを隅々まで確認し、塗装面の状態を確認します。
この時点で無くせるキズや汚れは全て除去します。
このような細かい汚れも見逃しません。
デローザの象徴、ハートマークのヘッドバッジにも僅かに黒ずみが見られます。
非常に明るいスポットライトで各部を照らし、じっくり観察します。
ハイエンドバイクによく見られる、カーボン素材の編み目を見せるペイントパターン。
このようなデザインは見る者にスパルタンな印象を与えますが、クリアー塗装に細かいキズが見えていては台無しです。
こういったキズは主に磨きキズやズボン等のスレによるキズが殆ど。
超極細のコンパウンドを用いて本来の塗膜を痛めぬよう、慎重に研磨します。
上記の工程を終えた後、再度フレームを徹底チェック。
問題が無ければコーティングを行い、フィニッシュです。
コーティング剤を塗布し、乾燥時間を置いた後、屋外にて仕上がりを確認。
周りの景色が映りこみ、輝いています。
イタリアの高級スポーツカーブランド、フェラーリの赤「ロッソ」を彷彿とさせる美しい、鮮やかな赤。
作業工程が全て終了した後しばらく屋外に飾っていたのですが、流石ロッソカラーのデローザ。注目度は抜群です。
中には立ち止まり、車体を凝視する方も居られました。
最後にバーテープを新品に巻き直します。
最後にもう一度、バイクの状態を当店独自の点検事項にもとづいてチェックした後、写真撮影を行います。
美しいのは写真だけではございません。是非、当店まで足をお運び頂き、クオリティーの高さを確認していただければ、と思います。
今回ドライブトレイン洗浄&フレームコーティングを行いました2009年式 DE ROSA (デローザ) AVANT(アバント)
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