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Lemond(レモン)Alpe D’Huez(アルプデュエズ)をメンテナンスでお預かりしました

WRITTEN BYbiciamore

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Lemond(レモン)Alpe D’Huez(アルプデュエズ)をお預かりしました。

ドライブトレイン洗浄、ブレーキケーブル交換、バーテープ交換等メンテナンスのご依頼です。ありがとうございます。

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写真では分かり辛いのですが、このバイクを見た時に違和感を感じました。

はて、このフレームの素材はなんでしょうかと。

 

ヘッドチューブ周りを見るとラグの溶接跡があるので最初アルミかと思ったのですが
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SCNS
ダウンチューブを見るとOCLVという見慣れた神々しい文字があるじゃないですか。

つー事はほうほうアルカーボンバイクと分かったのですが一体どこからアルミでカーボンなのかが判りませんでした。

 

覗き込んだり指でなぞったりしてるうちに

ヘッドチューブとダウンチューブ、チェーンステーがアルミ、

トップチューブとシートステー、シートチューブがカーボンのハイブリットフレームのようです。

 

一般的にアルミとカーボンのハイブリットフレームと言えばフロントフォークとシート&チェーンステーがカーボンの

カーボンバックと呼ばれるモノが多いと思いますがこの組み合わせは初めて見ました。

 

アルカーボンバイクには乗った事がありませんので乗り味が気になる1台ですネ。

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ドライブトレインはそれなりに汚れが見られますが動作は正常です。

今回はフレームのクリーニングもご依頼頂いたので車体から前後ホイールとボトルケージ等アクセサリーを外して丸ごと洗車してしまいましょう。

バーテープも交換する様言われましたので外した後、表でじゃぶじゃぶ洗いました。

暑いですが快晴の洗車は気持ちいいですネ♪

 

ロードバイクをはじめスポーツバイクに丸々水をぶっかけて洗車する事に抵抗がある&反対の方もおられると思うので

説明しておきますが、僕は基本的に問題ないと思ってます。

ただそれは洗車後、然るべき処置を取る事が前提であり、

今回のパターンですと洗車後、フレームからフォーク&クランクを引っこ抜いて水分の除去とBB、ヘッドパーツもグリスアップを必ず行います。

でないと見えない箇所に水分が残り、それがサビへ発展してかえってダメージを与えてしまう事になります。

それらの処置が難しい&できない場合はBB周りとヘッド周りにはあまり水をかけない方が賢明です。

プロがXCレース後、どろどろに汚れたMTBに高圧洗浄機を使って泥を水圧で吹き飛ばしている場面を見た事がありますが

その後必ずサスペンションのピボット部やヘッド周りのメンテナンスを行っているハズです。

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しっかり汚れと各パーツから水分と汚れを落とした後、

 

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BB部、BB周り等、手が届きにくい箇所を丁寧にクリーンアップ。

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洗車である程度汚れを落とした前後ディレイラーも綺麗に仕上げ、グリスアップを行いました。

ブレーキユニットとクランクもバラしてクリーンアップ。

ブレーキケーブルは新品に替えるよう、ご依頼頂いてましたので

綺麗になったキャリパーブレーキを取り付けた後、作業を行ってます。

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全てのパーツを元通りに装着し、セッティングを行いメンテナンス終了・・・・・・・・・・・・・・・・納車待ちです。

 

 

おや?なにやらフレームが輝いていますね。

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Before

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After

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フレーム全体に電柱に立てかけた時に擦れた様な痕があったので

アイツとコイツとソイツを総動員して可能な限りキズを取りました。

アイツとコイツとソイツってなんでしょう?

それはビチアモの秘密でございます・・・・・・・・・・・・・・

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邪魔だ邪魔だっ笑

え?企業秘密だって?

なんかオー○バ○ク○とかダ○ソーとかで手に入り・・・・・・

 

 

納車前に全体像を撮るのを忘れてましたが

各チューブに一箇所はあのようなキズがあったので消しておきました。

キズによっては消せないものもありますが

やっちまった!という方は何とかしますので是非ご相談に来てくださいネ。

※マット塗装のバイクは処置が難しい、不可な場合がございます。

 

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