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roval rapide CLX40の振れ取り

WRITTEN BYbiciamore

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南麻布店の阿藻です。

 

 

本日、振れ取り最高難易度を誇るホイールが入荷しました。

 

悪名高い奴の名は(メンテナンス性の話です)roval (ロヴァール)rapide CLX40 という。

 

うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

 

IMG_8629

 

っていうのは心の声であり、お客様の前で叫ぶ訳にはいきませんので

平然を装って作業しましたが、このホイール本当に振れ取りが大変なのです。

 

丸スポークで、他に類をみない位に高テンションで張ってある事と、

スポークのネジ山に高強度のネジ止め剤が使用されている事から、

スポークの供回りを抑えるのがスーパー困難なのです。

 

これがバテッドスポークであればまだ楽勝なのですが、

僕はね?ちみがやってくる度に供回り防止くん(ペンチにラバーパッド貼ってビニテでグルグル巻きにしたもの)

を作らないといけないのだよ。ラバーはキャットアイのブラケットに付属するアレ使ってるベ。

 

IMG_8630

 

今回の案件はクリンチャーだったので、タイヤチューブ、リムフラップを外した後

パークツールの三股先生 SW-15をリム側から突っ込んで、

供回り防止くんでスポークをがっちり掴むだけでOKですが、

これがチューブラーでかつセメント貼りの案件がきたならば私は逃亡するかも知れません。笑

工賃それなりに高くなります。笑

 

 

今まで、一番やりたくない苦労した作業はなんですか?と聞かれたとしたら

 

「シマノ アルテグラ WH-6800のホイールにヴィットリアのザフィーロ ワイヤーケージングのタイヤを装着する事」

から、

「ボントレガー RL Aero ドロップハンドルに機械式アウターケーブルを片側2本づつ配線する」

へ去年、代わりましたが、

 

セメント貼りロヴァールラピードCLXの案件がきたならば

 

「Roval rapide CLX40のチューブラー、タイヤセメント貼りの後輪を振れ取り、センターを出す」

 

に代わるかも知れません。代わるのは避けたーーーーーーーい!

 

今まで、Roval rapide CLX40/60の調整は過去5回ほど経験がありますが、

そこまで大きく振れた個体はありませんでした。(どれもクリンチャー♡♡)

 

ネジ留め剤がキョーレツに効いてるのが一役買っているのかも知れませんね。これスポーク交換大変だろなきっと。

 

 

 

おちまい。

 

 

 

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担当 阿藻

 

 

 

 

 

 

 

 

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