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有難いお言葉を頂戴しました。

WRITTEN BYbiciamore

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南麻布店の阿藻です。

さて、3回に渡りDE ROSA(デローザ)IDOL DISC(アイドルディスク)の

組み立てをご紹介させて頂きましたが如何でしたでしょうか?

 

 

え?3回目を見ていない!?

そんな方はこちらをどうぞ←クリック。

 

 

無事に完成したIDOL DISC  2016-2017年モデル。

さらっとご紹介させて頂きましたが、実は色々大変でした。笑

ハードルを上げたのは自分以外何者でもないのですが、

ただの中古屋のわたくし、

おかげさまで他店では絶対にできないであろう経験ばかりで幸せどす。

 

IMG_4566

 

しかしかっこいい。イカす。装着できるもの全て搭載しました。笑

これだけ綺麗に収まると、完成した時の喜びも一入ですね。

 

 

さて、実は完成し、ご納車させて頂いた後、

オーナーさまより有難い言葉を頂戴しましたのでご紹介させて頂きます。

ステマじゃないよ♡

 

 

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ビチアモーレ 阿藻様

今回の、「DE ROSA IDOL DISC」を完成車として組み上げるに至る道のりは険しく、

様々な問題がありましたが、最後まで私の無茶な要求に対して、匙を投げる事なく、

ベストの解決策をご提案頂きまして、ありがとうございました。

 

自転車に興味をもったのは2008年の春でした。

自転車通勤をする為に当時、29erのマウンテンバイクを購入しました。

フロント・サスペンションそして「油圧DISCブレーキ」など、

ママチャリしか乗った事がなかった私は、衝撃を受けたのを覚えています。

 

そこから自転車にはまり、ついに、ロードバイクに手を出すことに・・・。

 

2009年当時は、ロードバイクで、マウンテンバイクと同じ

油圧DISCブレーキのロードバイクが無く、

結局リムブレーキのロードバイクを中古で購入しました。

 

月日は流れ、シマノよりDi2という電動変速のコンポーネントが発売された時は

2度目の衝撃を受けました。

しかし、油圧Discブレーキのロード用コンポーネントは、まだ発売されませんでした。

 

「Di2で油圧Discブレーキのコンポーネントが出たら、

その時は中古ではなく、新車でロードバイクを組もう!」

と思っていたのですが、

ST-R785が発売されて、ついに夢を叶える事が出来る時代が来ました。

 

早速、フレームを選び候補が絞られますが、

DISCブレーキのロードバイクを作っているフレームメーカーが少なく、

また予算の問題もありました。そして、フレームの形状・カラーも妥協したくありません。

 

「S-WORKSのTARMAC DISC」や「Bianchi のOLTRE DISC」が候補ですが

フレームが高額すぎて買えません。

 

そこで、熟慮を重ねた結果、「DE ROSA IDOL DISC」のブラック/レッドがベストという回答になりました。

 

「DE ROSA IDOL DISC」のマットブラックは、画像で良く見ていましたが、

2015年10月頃、ブラック/レッドは、海外のサイトでは写真画像を見ても、

日本国内ではHPやブログなどでも見た事はありませんでした。

 

早速ショップに行き、「DE ROSA IDOL DISC」のブラック/レッドについて調べてもらいますが、「代理店に問い合わせましたが、受注生産品という事もあり、ご希望のサイズの在庫は無いです。」との返答が何件か続きます。

そして良く考えると、どのショップも正規代理店に問い合わせるので、

「ない」という答えは同じなのでは?と思いながらも・・・探し続けました。

 

ある日、パソコンで検索すると、「ビチアモーレ」というお店を発見。

家からも近かった事もあり早速、ダメモトで電話すると、身長・股下などを聞かれ、

「フレームサイズは52がベストでしょう。探してみます。」との返答を頂きました。

 

独自ルートがあるようで、HPにも高額フレームが安く購入することが出来るとの掲載がされていました。(ただ、DEROSA IDOL DISCは、フラッグシップのフレームではない。)

そして後日、「サイズ52 あります。」との返答を頂き、

2015年11月、ビチアモーレさんで購入することを決めました。

 

その後、パーツ類の選定に妄想をふくらませ、最初にホイールを選びました。

これも、フレームと同じで、メーカーが積極的に販売していない事、

まだ規格が定まっていない事、

また、フレームの規格に合わせてホイールを購入しなければならない事を考慮しなければならずDEROSAのHPや、クイックレリースのフロントが幅100ミリ・エンド幅が135ミリに当てはまるホイールを探し、 F4D-FCC DT240に決め、購入しました。

(この時点で、まだフレームはビチアモーレさんに届いていません。)

 

 

2015年12月、自転車関連のHPやブログを閲覧していると、

2016年モデルのDEROSA IDOL DISCは、

「フロント・リアが12ミリ スルーアクスル/エンド幅が142ミリに変更された」

という記事を見つけました。

何か嫌な予感・・・

念のためにビチアモーレに電話して注文した IDOL DISC仕様が2016年モデルなのか確認すると、

2016年モデルの

「フロント・リアが12ミリ スルーアクスル/エンド幅が142ミリ」でした。

 

買ったホイールが、使えない・・・悪夢か?・・・日頃の行いが悪いのか?

ロードバイク関連のHPやブログ等で、クイックをスルーアクスルにした記事を調べますが、

ヒットしません。ホイールを売るか?クリスキングのハブに交換して使うか・・・?

 

1人で悩んでいても解決しないので、

ビチアモーレの阿藻さんに相談すると解決策を調べ、

「F4D-FCC DT240」のハブが「DT SWISS」だったことから解決の糸口を見つけてくださり、

ハブの両サイドの部品を交換すればスルーアクスル化する事が出来ると分かりました。

 

この当時、「DT SWISS」の取り扱いがメリダでしたので、

メリダを取り扱う別のショップに行き、部品の型番等を調べてもらい、注文しましたが、

その部品が届くが極端に遅く、結局 約6ヶ月待つことになりました。

2016年9月頃に部品が届き、次にフレーム以外のパーツも徐々に集めていきました。

 

ビチアモーレの阿藻さんに、ST-R785を使用して

「システム インフォメーション ディスプレイ」と「サテライトスイッチ」を

ハンドルバーに付ける事を依頼したのですが、

これがまた次の問題に・・・。

結局は、阿藻さんの豊富な知識と経験で、見事に問題を解決する事ができました。

 

約1年かけて 「DEROSA IDOL DISC」 は、完成。無事に納車されました。

ロードバイクを取り扱うショップは数あれど、

油圧Discブレーキにも精通し、問題が発生した時は、

予算面やメーカー選択などの様々な提案を提供して頂き、

解決に導いてくれる自転車ショップは、あまりないと思います。

 

ビチアモーレさんで購入して、本当に良かったと思います。

そして、これからは、Discブレーキ搭載のロードバイクが主流になると信じて・・・笑

ビチアモーレ 阿藻様、

本当にありがとうございました。

 


 

 

との事です。

いやはや有難いお言葉すぎて、スターバックスの店内が滲んで見えます。

 

 

 

今回、ディスクロードを初めて手掛けさせて頂きましたが、

レバーのタッチと確かな制動力は一度味わってしまうと機械式には戻れなくなりますね。

天候に左右されず、かつリムに影響を及ぼさないディスクブレーキシステムは

ロードバイク界に今後どんどん普及が進む事でしょう。

あのライトウェイトもディスクブレーキ対応のホイールを出した位ですから。

普及する大前提の話ですが、

扱う側の人間に確かな整備力と技術が求められるのは当然のオハナシです。

 

 

個人的には制動力云々より、ディスクブレーキのあの見た目が好きなのです。

私物ならマウントアダプタかましてφ203mmのローターをブチ込んでいるところです。笑

キャリパーは赤く塗ってブレンボっぽくしますか。爆

油圧STIでZEEとかSAINTのキャリパーが動けば最高なんですけどね

 

冗談はさておき、本当に有難い機会・経験を与えて頂き、

亀のような組立スケジュールにそれはもう辛抱強く、お付き合い頂きました事に

心より御礼申し上げます。Iさま本当にありがとうございました。

 

 

 

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