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芦屋店スタッフ銀二的 「ブレーキパッドの交換とは?」

WRITTEN BYbiciamore

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皆さん、こんにちは。
ビチアモーレ芦屋店のぎんじです。

夏より勤務中は半袖を着続けていたのですが、最近アレ?なんか寒いな。
夕方からだとほんとに寒いぞ。。
周りを見ると、既にみんな冬服。
「秋」という季節が無くなったんじゃないかと疑問を抱きます。

秋という走りやすい季節が瞬殺で通り過ぎたことで、
寒さに震え、
家に引きこもりがちなサイクリストが増えているのではないでしょうか。
そう私です。※通勤を自転車で頑張るからOK。

そんな自宅待機サイクリストのために、今が旬→時代のトレンドであるディスクブレーキの
パッド交換についてお伝えしたいと思います。
そんなの関係ねぇ〜なキャリパーユーザーの皆様も、自宅に籠りがちなこの機会に、
是非愛車の点検、メンテ、グレードアップをビチアモーレにご相談下さい♪

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油圧ディスクの消耗品

「油圧ディスクって、ブレーキの効きがよくて、メンテナンスフリーで、楽ちんだよねー」
だなんて都市伝説は一回ここで捨て去りましょう。
なぜなら、

①ブレーキオイル
②ブレーキパッド

は消耗品であり、使用に伴い定期的な交換が必要になるからです。
例えばブレーキオイルの交換目安には、
・ブレーキの回数・ブレーキ時の温度変化・その他、雨泥など外的要因などがあります。

これから交換するブレーキパッドだと、
・オイルが付着してないか・パッドが0.5mmくらいに減ってないか・パッドの押さえバネがローターに干渉してないか

などの確認が必要となります!
ですので、通勤や通学、ハードなトレーニングやロングライドを繰り返される方なら、
油圧ブレーキといえど消耗品の点検、交換は必須になります。
命を預けるブレーキ周りのメンテナンスに不安がある方は、専門店での
メンテナンスをオススメ致します。
けど一度は自分でできる内容なら挑戦してみたい、、という方もいらっしゃるはず。

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今回交換したブレーキパッドの写真になります。
左が音鳴りをはじめたパッド、右が新品のものです。
0.5mmにまだ達していない状態でしたが、ブレーキ時に干渉音がなっているので今回は交換となります。
交換作業を写真とともにご紹介しますので、参考頂けますと幸いです♪

交換作業入ります

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先ずは装着されているスナップリングを外します。
※この後も使うものなので無くさないように注意しましょう!

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またブレーキパッドを固定しているボルトを抜きます。
刃幅4mm程度の小さいマイナスドライバーがオススメです。

ここまで進んだら、ブレーキパッドを上に引き上げ外します。
このときにパッドを押し出すピストン部分が汚れているなら、
パーツクリナーなどで併せて洗浄しましょう!

画像が無く申し訳ないですが、パッドを抜き洗浄した後、ピストンが出てきている場合には
平たい工具で押してあげます!結構固いですよ!
押す際に、パークツール ディスクブレーキピストンプレスなどが手元にあれば便利です♪

ここまで進んだら、後はもとに戻す作業のみになります!
新しいブレーキパッドをセットし、挿入。その後ボルトでサイドから固定し、
最後にスナップリングを嵌めます。
以上で完了!!!!

ではないんですよね、、、

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この状態で赤色のパッドスペーサーを装着します。
新しいパッドにしっかり挟まっている状態を確認したら、
ブレーキレバーを複数回握りレバー操作が堅くなることを確認。

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ここまでできたら後はホイールを装着。
ホイールを回転させてみてローターとパッドが干渉していないかのチェック、
微調整でキャリパーの位置決めを進めたりします。
でホイールを回してみて、音鳴りのない状態を確認できれば完了!

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以上でパッド交換の作業になります。
ブレーキ周りのメンテナンスも、安全な制動を得る上では必要不可欠なもの。
是非この機会にチャレンジ、もしくは冬の時期に点検&メンテナンスを検討されてみては
如何でしょうか♪

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