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高価買取(買取相場付き)カンパニョーロ BORA ボーラ ULTRA ウルトラ シリーズ & WTO 1994年からの現在までの歴代ラベルの種類を完全網羅!

WRITTEN BYみっちゃん blog

ロードバイクのホイールの中でも絶大な人気を誇り、もはやホイールの王様とも呼べる存在…
それがCampagnolo(カンパニョーロ)のBORA(ボーラ)シリーズ!
南麻布店のメカニック「みっちゃん」も憧れるBORA(ボーラ)の歴代モデルのスペックとデザインの変遷をまとめてみました。ちなみにBORAは1994年に初代が発表されている超ロングセラーホイールなんです!私が高校生2年生の頃・・・いやぁ、懐かしい(笑)

今回はBORA ULTRA系列とBORA WTOを調査 しました!ドウゾ★

BORA WTO 2019年~現在

風洞実験とFEM等の各種解析から生まれた現行最新第8世代のBORA(ボーラ)。
高い性能でありながら、ラベルデザインが従来の物に比べ自転車のデザインを邪魔しないおとなしい印象でどんなエアロバイクにも似合うホイール。
ディスクブレーキタイプとキャリパーブレーキタイプの両ラインナップをとりそろえ、リムハイトもミッドからハイまであり、用途に合わせて選択できる製品構成です。
リムタイプはクリンチャーとチューブレス両対応の 2WAY-FIT 。

WTOに似合いそうな自転車と妄想するとスペシャライズドのエートスかな?
比類なき軽量バイク。ホイールも軽いと少し平地ではひらひらしてしまうだろうからリムハイトのある60mmで平地を走れば扱いやすくなるのかな?
ダークラベルで全体に落ち着かせた印象の渋い大人が乗る格好バイクになるだろうな。
みっちゃんは渋くないですが…。
買取相場は最新の33mm が一番高額買取になり、次いで45mmとなります。

Bright LabelDark Label

写真は60mm。 BORA WTO XX ←XXの部分にリムハイト数字入る。

 

リムハイト

重量(CL)

重量(DB)ベアリングビチアモ 買取相場※
33mm前後(2020~)1388g1450gUSBセラミック12万円〜16万3000円
70mm前755gCULT7万円〜10万5000円
60mm前後1547g1590gUSBセラミック11万円〜15万円
45mm前後1496g1520gUSBセラミック11万5000円〜15万5000円
リムタイプ:2WAY-FIT
ワイドリム 26.5mm
ブレーキタイプ:ディスク、キャリパー
キャリパータイプはAC3処理

※ビチアモ買取相場については2020年12月現在の参考価格です。
商品の状態や市場の相場変動により価格は変動致します。

BORA ULTRA XX 2015年~現在

ボーラと言ったらコレ!という見慣れたラベルデザインの現行機種の第7世代。
それまでの50mmのULTRA TWOと35mm、80mm のULTRAのラベルデザインを統合しています。ULTARAの後にリムハイトの数字を記載して区別化。
2018年より50mmと35mmのリムサイドに溝加工を施すAC3仕様になり、オールレンジでブレーキ性能が向上しています。
80mmは2018年モデルが最終となります。
リムタイプは 50mmと35mm ワイドリムになり、クリンチャーとチューブラーがラインナップされる。

この世代のボーラに似合いそうな自転車といえばサーヴェロS5ですね!
エアロロードの頂点といわれるフレームに巡行力のあるホイール。横から見ると幅広なチュービングに大きなレターがホイールの主張するレターに負けていない。見るからに速いですって主張の塊の格好良さがありますね。
なお、買取相場は35mmが一番人気となりそれに応じて一番高額なっていますね。またAC3と非AC3でも買取価格が異なります。

Bright LabelDark Label

写真は80mm。 BORA ULTARA XX ←XXの部分にリムハイト数字入る。
文字が抜き文字なのが特徴。

リムハイト

重量(CL)

重量(TU)ベアリングビチアモ買取相場※
35mm1360g1170gCULT10〜13万円
50mm1435g1215gCULT11〜14万円 
80mm(~2018)1520gCULT10万円〜13万円 
35mm(AC3)1360g1170gCULT12万円〜15万円 
50mm(AC3)1435g1215gCULT13万円〜16万円 
80mm(AC3)1520gCULT

11万円〜14万円 

リムタイプ:クリンチャー(CL)、チューブラー(TU)
ワイドリム 24.2mm (80mmのみ20mm)
ブレーキタイプ:キャリパー
2018年よりマイナーチェンジ AC3処理

※ビチアモ買取相場については2020年12月現在の参考価格です。
商品の状態や市場の相場変動により価格は変動致します。

BORA ULTRA TWO 2009年~2014年

今はおなじみとなったCULTベアリングが最初に採用されたのがこの第6世代のBORA ULTARA TWO リム幅20mmのチューブラーのみのラインナップ。
カタログ重量を見るとSHIMANO対応フリーのみ重い。
このホイールくらいの時代までコンポとホイールのメーカーを合わせて使用するのが格好いい時代でしたから、積極的に軽いシマノ対応フリーが用意されなかったのですね。

この世代のバイクに似合いそうなバイクと言えば、チネリのマンマシーン。
この時代のチネリにしては珍しく剛性感あふれるレーシーなカーボンフレームでした。個性の塊ともいえるチネリのデザインとホイールがよく似合うと思います。
ちなみに買取価格のワンポイント情報ですが、カンパフリーよりもHG(シマノ)フリーの方がスペックや状態が同じだとした場合、買取価格は高くなります。
シマノコンポを使用しているユーザーが圧倒的に多いので、カンパホイールの中古需要もシマノフリーの方が高いという訳です。

Bright LabelDark Label
リムハイト

重量(TU)

ベアリングビチアモ買取相場※
50mm 1310gCULT6万円〜9万円
50mm(HG)1344gCULT6万円〜9万5000円
リムタイプ:チューブラー(TU)
リム幅 20mm
ブレーキタイプ:キャリパー

※ビチアモ買取相場については2020年12月現在の参考価格です。
商品の状態や市場の相場変動により価格は変動致します。

BORA ULTRA XX (80mm 2013~2014、 35mm 2014)

BORA ULTARA TWO と同時期2013年からより平坦に強いキャラクターの80mm、2014年よりクライミングも含めたオールレンジでの使用を想定した35mmのBORA ULTARA が発表されました。 遅いクライマーのみっちゃんは 35mmのボーラは欲しくてたまらなかった。でもシマノ大好きな当時のみっちゃんには買えなかった。
2015年以降モデルとのラベルデザイン差異はリムハイトを表す BORA ULTARA の後の数字が塗りつぶしの書体となっている事。

買取相場はやや35mmの方が高くなっているようです。
80mmだと使うシーンがかなり限定されるからなのかもしれません。ただ、うちの社長は普段でも80mmを使っているようです。ヤバいですね!笑

80mm Bright Label80mm Dark Label
35mm Bright Label35mm Dark Label

BORA ULTARA XX ←XXの部分にリムハイト数字入る。
文字が塗りつぶし文字なのが特徴。

リムハイト

重量(TU)

ベアリングビチアモ買取相場※
80mm 1540gCULT4万円〜9万円
80mm(HG)1579gCULT4万円〜9万5000円
35mm1215gCULT5万円〜9万円
35mm(HG)1254gCULT5万円〜9万5000円
リムタイプ:チューブラー(TU)
リム幅 20mm
ブレーキタイプ:キャリパー

※ビチアモ買取相場については2020年12月現在の参考価格です。
商品の状態や市場の相場変動により価格は変動致します。

BORA ULTRA 2006年~2008年

BORA第4世代のハブを変更することによって生まれたのが、このBORA ULTAR。この時代のボーラに乗ったことがありその浮遊感というか、しなやかさとペダルを踏んだ時の進む印象に惚れてしまいました。
この時代のボーラに似合いそうな自転車言えばLOOK585です!
ラグ接着のカーボンバイク。それまでのLOOKといえばしなやか系という印象を一変させた、超高剛性なレーシングバイク。みっちゃんも実は585を所有しておりお気に入りの一台です。

買取相場はこの時代より前のホイールから、状態によってかなり大きく幅がでてきます。もし、状態が良い場合は逆にヴィンテージ的な価値が付加されるのが特徴です。使わずに眠っているBORAがあれば是非ご相談くださいね!

リムハイト

重量(TU)

ビチアモ買取相場※
50mm 1540g3万円〜7万円
リムタイプ:チューブラー(TU)
リム幅 20mm
ブレーキタイプ:キャリパー

※ビチアモ買取相場については2020年12月現在の参考価格です。
商品の状態や市場の相場変動により価格は変動致します。

BORA(第4世代) 2004年~2005年

第4世代のBORA。この世代からリヤのフリー側2本、反フリー側1本の特殊なスポーク配置のG3組になりました。見慣れたボーラですね。
ギヤ枚数の増加に伴いフリー幅も増えて結果として生じる左右のスポークテンションの不均等の問題などを解決できた優れモノのスポーク配置ですね。

この時期のボーラに似合いそうな自転車といえばBMCのSL-01 アルミフレームバックカーボンが主流の時代の一台。トップチューブとシートチューブとシートステイの集合部にオリジナリティーあふれる形状のアルミ部品を使ったロードバイク。フレームのオリジナリティーとG3組のホイールが似合い恰好いい!

Front wheelRear wheel
リムハイト

重量(TU)

ビチアモ買取相場※
50mm 1320g2万円〜6万円
リムタイプ:チューブラー(TU)
リム幅 20mm
ブレーキタイプ:キャリパー

※ビチアモ買取相場については2020年12月現在の参考価格です。
商品の状態や市場の相場変動により価格は変動致します。

BORA(第3世代) 1999年~2003年

2代目同様アルミ・カーボンのボーラ。この時代のボーラも印象が薄くて説明が難しい。フロント14本、リヤ16本のスポーク構成のホイール。
このホイールに似合いそうな自転車といえばコルナゴC40。
C40は息の長いバイクでリヤ3角の形状が数回変更されながら当時のアルミの高剛性フレームに対抗するように進化していったバイク。
最後はチェーンステイ、シートステイが HP-STAY 、B-STAYが採用されてその形状はC50に引き継がれました。
フォークのSTARカーボンは当時主流の1インチコラムでありながら高い剛性に定評があった。
当時のコルナゴはとにかく丈夫という印象で信頼度が高いブランドで、
みっちゃんはALTEC2PLUSで作られたドリームプラスに乗っていました。

リムハイト

重量(TU)

ビチアモ買取相場※
??mm 1620g2万円〜7万円
リムタイプ:チューブラー(TU)
リム幅 ??mm
ブレーキタイプ:キャリパー

※ビチアモ買取相場については2020年12月現在の参考価格です。
商品の状態や市場の相場変動により価格は変動致します。

BORA(第2世代) 1996年~1998年

アルミリムにカーボンリムを付けた様なボーラ。スポーク本数が前後共12本の極小数スポークのホイール。
重量が初代より重たかった為あまり愛されなかった印象のボーラ。
この時期のボーラーに似合いそうなバイクというとトレック5500。
当時のカーボンバイクというと良い意味でしなやか(柔らかい)という印象が主流でしたがOCLV製法でそれまでの印象を覆す硬いバイクという印象を世の中に広めたバイクですね。アメリカンバイクですがボーラが似合いそう。

リムハイト

重量(TU)

ビチアモ買取相場※

??mm 1870g2万円〜8万円
リムタイプ:チューブラー(TU)
リム幅 ??mm
ブレーキタイプ:キャリパー

※ビチアモ買取相場については2020年12月現在の参考価格です。
商品の状態や市場の相場変動により価格は変動致します。

BORA(第1世代) 1994年~1995年

フルカーボンリムのホイールコリマ製のリムを採用された初代ボーラ。
ウルリッヒがボーラの2代目が出てもここぞという時にはこの初代を使用したことは有名な話。当時のカーボンと言うと今のカーボンほど強度がなく、スポークテンションをかけすぎるとニップルがリムを突き破って出てきてしまうような繊細さがあるホイールだった。
当時みっちゃんはメカニックはしていなかったのですが、お世話になっていたショップのメカニックさんがテンションメーターを使いながらの振れ取り作業をしているのを見て職人的な格好良さを感じましたねー。
この時期の自転車と言えばやっぱりピナレロ ケラルライト!
メタルマトリクスという特殊アルミを使用したバイク。インデュラインのツール5連勝のうち4勝目と5勝目に貢献したバイク。
初代ボーラがよく似合うとおもいます。

リムハイト

重量(TU)

ビチアモ買取相場※
??mm 1690g2万円〜9万円
リムタイプ:チューブラー(TU)
リム幅 ??mm
ブレーキタイプ:キャリパー

※ビチアモ買取相場については2020年12月現在の参考価格です。
商品の状態や市場の相場変動により価格は変動致します。



いかがでしたでしょうか?
次回はBORA ONE(ボーラ ワン)とBORA TT(ボーラ ディスク)シリーズの順にデザインの変遷をご紹介したいと思います。
ただ、この記事、作成までメッチャ時間がかかってしまいましたので次回はいつになるかな?(笑)気長にご期待を頂ければ幸いです!

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