ブログ
YOUTUBE

熱海周辺のクライミングスポットをご紹介!その1

WRITTEN BY早ぴっぴ blog
早朝の早川駅にて。なぜここで撮ったかは言うまい(笑)

こんにちは。南麻布店スタッフの早ぴっぴこと早川です。
実は4月頭にビチアモ社員全員が集まる研修が熱海でありまして、熱海なら距離130kmくらいかと思った私は自走で参加しました。
そして、そこで登った道が、楽しいクライミングだったりとにかくキツかったり、緩急あれど良いスポットだったので、ご紹介できたらと!

神奈川県道740号線 小田原湯河原線

135号からの分岐、ここが入口。

まずご紹介するのは東京から熱海へ向かう途中の道、国道135号を行き早川駅を過ぎたところで分岐する県道740号
と、書いたものの、本来の740号起点より少しだけ手前で135号を離れます。
海沿いを行く135号に対し、こちらは丘?山?の斜面を行く、登って下ってのコースです。
ちなみにかつてはこちらが国道135号で、旧道が県道に格下げされたとのこと。

道のすぐ隣を線路が通ります。

登るとすぐ東海道線の線路に沿っていきます。
金網フェンスを隔てて、トンネルから電車が走ってくるのを間近で見ることができ、鉄道写真には良さそう。

ヒメツルソバの壁。

そこから少し進むと、見えてくるのはコンクリートを覆うヒメツルソバの壁!
薄紅の水玉が飾る壁面にバイクを立て掛けると、すごくきれいな写真が撮れます^ ^
ただ、この時は少し元気がありませんでした。残念。

根府川交差点。
740号入り口。真鶴まで9kmらしい。

また進むと、やがて根府川交差点に合流します。
ここが740号の入り口。

根府川駅。

登って行くとすぐ根府川駅前を通ります。
海を眼下に望む木造瓦葺きの根府川駅舎はレトロな外観で、伊豆に立ち入ってすぐなのに、早くも旅情を感じさせてくれますよ!
あ、ちなみに私の主観では、早川駅を過ぎたらそこから先は伊豆なのです(笑)

道の途中の風景。下の線路は新幹線のもの。

さらに登りは続きますが、この道の勾配は緩く、たまに平坦も交じるので、さほど苦にならないはず。
クライミングコースとしては入門級。「峠」と呼ばれるような道路より取っ付きやすく、単なる「坂」と言うほど短くないのが、すごく良い塩梅だと思いますね!

みかん畑の向こうには海。

そして何より魅力なのは、伊豆らしい海と山を高所から見渡せること!
道の両側にはみかんの段々畑が広がり、いかにも伊豆らしい風情満点。
沿道にはみかん直売所もあり、購入することもできます。

みかん園の直売所。
菜の花。
みかんとムラサキハナナ。
桜も咲いていました。

木々の緑の向こうには美しいオーシャンビュー
海沿いには現道である国道135号があり、山と海に挟まれた隙間をイソイソと走る人々を見下ろす謎の優越感に浸れますwww

海岸沿いに現道(135号)を見下ろせます。

季節にもよるでしょうが、花々が競い咲く様もあちこちに見られて、目を楽しませてくれますよ!
そういった各ポイントでの眺望や道沿いの植物を観察・発見できるのは、やはり自転車ならでは。
繰り返しますが、ここはまだ伊豆に立ち入ってすぐの地点。
こんなに早く簡単に伊豆感を楽しめるというのは嬉しい限りです(^。^)

ピークにあたる貯水槽。

貯水タンク?を通るポイントがピークになり、ここから下りが続きます。
下りも急勾配はなく、多少のコーナーはあれどスピードコントロールしやすいかと。
やがて真鶴駅に到着したらそこが終着点。
自分も135号をイソイソ走る仲間入りとなるわけです^^;

真鶴駅が見えたら終着点はすぐ。
ここを左に曲がると現道。

なお、全体の距離としてはおおよそ10km、登りの平均勾配は不明ですが5%未満ほどではないかと。
あとけっこう重要な点として、道が狭く交通量が多い135号を避ける迂回ルートとしても優れていることがあります。
是非伊豆にお越しの際には、緩くマイペースなクライミングと共に、伊豆の景色と風情を味わってみては!

この時は4月頭でしたが、訪れた時々の花が迎えてくれるはず。
記事一覧に戻る